中小企業の資金調達方法(3)

金融機関は基本的に企業の良し悪しを数字で判断します。

 

これは、物事を杓子定規に見ているからではありません。商品を仕入れて支払をする、商品を売って代金を回収する、従業員を採用し教育する、機械を購入する。これら一切の経営活動には、お金(数字)の動きがついて回ります。その「足跡」を記録したのが財務諸表(決算書)です。

 

財務に長けた人が財務諸表を見れば、その企業がどんな経営をしてきて、現在どんな状態なのかが分かるのです。金融機関が経営者の発言よりも財務諸表を重視するのはその為です。

 

金融機関から融資を受ける際は、今後の業績向上策を説明しますが、具体的な数字を挙げて説明でき、その数字が財務諸表と整合性が取れている事がポイントになります。

 

その為には、経営者は自社の損益計算書は勿論のこと、貸借対照表の意味も理解できていなければなりません。財務の得手不得手によって、資金調達のし易さはかなり左右されます。

 

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